みどりの丘日本語補習校のみなさんとお話

 今日はかざぐるまがみどりの丘日本語補習校を訪れ、保護者同士で話し合いを持ちました。

 いつものかざぐるまの保護者の集まりのイメージを感じていただけるよう、おかしやお茶を持参を持っていきました。




 かざぐるまと補習校は、方法こそちがいますが、方向性は同じ2つの集まりです。それで、お互いにこれまでの活動で感じたことをシェアし合いました。

 今回かざぐるま側がみどりの丘側に話したことは以下の通りです。

<かざぐるまのいいところ>

  • インフォーマルでシンプルな集まりだと、組織維持にかけるエネルギーがいらないので、子供達が楽しく勉強できる場づくりにエネルギーをそそぐことができる。
  • 保護者の大量の雑談の中で、面白く楽しいアイデアがどんどん生まれる。生まれたアイデアは即実行できる。
  • 1と2により、かざぐるまでは子どもだけではなく保護者も楽しい時間をすごすことができる。

  • <かざぐるまからの提案>

  • 継承語としての日本語教育にはいろいろな形があり、補習校やかざぐるまはその形の1つにすぎない。どんな形であっても、みんながゆるやかにつながっているから大丈夫という文化をつくっていけばよい。
  • かざぐるまにも補習校にもそれぞれいいところがあり、お互いの活動が参考になることがある。だから物理的に近い場所で活動できれば、より交流が深まりおたがいの活動を更によいものにできると思う。
  • かざぐるまが、みどりの丘が入っている小学校に移ることも可能である。ただ、ペスト側に「一定の金額を支払えば好きな数の教室を借りることができる小学校」がある。ここであれば、子供達が遊んでいる間に保護者も別の教室で話ができるし、小さい子供がいても安心。さらに、書道や生け花など(日本人とハンガリー人が交流できる)別のコースを立ち上げることもできる。継承語としての日本語教育を広く知ってもらうという点でチャンスの可能性もある。

  •  今回の提案は、きっと、このままの形では補習校の運営に合わないでしょう。でも、これから更に対話を重ね、お互いに歩み寄ることができれば嬉しく思います。

     最後の方は、みんなでたくさん夢(妄想)を語りました。補習校側の保護者の方はもしかすると気付かなかったかもしれませんが、これがかざぐるまでいう大量の雑談です。みなさんニコニコしていましたよ〜。