なかなか難しい問題・・・

 ハンガリーの学校は、公立の学校でも教育方針を強くスローガン化して表明しています。そして保護者も子供を小学校に上げるときは、複数の学校を見学し、情報を集めて、自分の子供にどの学校がいいか判断してそこに入れます。

 私達は、継承語としての日本語を学ぶ子供達が多様である現状を踏まえ、いろいろな教育・学習の場があるのが普通だと考えています。(もちろん、1つの機関が、懐深く、幅深く学習者を受け入れるというのでもかまいませんが・・・)ただ、今の段階では選択肢はあまりありません。ですから、自分の子供を守ろうと思うと、ある程度自分で動かなければなりません。

 これは非常に負担が多くなります。かざぐるまも自分達の経験から、別の方の負担をある程度軽減するアイデアはあります。でも、今の段階では別の方の代わりに私達がすべての責任を負うことはできません。

 今の段階でいえるのは、もしかざぐるまに出向いてくださるのであれば、話しをたくさん聞き、一緒に考えることができる・・ということです。一緒に考えればいいアイデアが出てくるかもしれませんし、私達も学べます。